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懐かしい父母に不孝を詫び、竹馬の友を恋い、祖国を遠く1万キロのケンブリッジから呟くその声は、、、花恋鳥の独り言。 |
瀧 珠子 著 発行:アイリス プレス 『花恋鳥のモノローグに寄せて』 〜推薦文より〜 イ ギリスには不思議な魅力がある。それは「時」と同じようにはっきりと存在し、誰でも知っているものであるが、定義づけて説明しようとすればすっと遠くに逃
げてしまう。言葉にした瞬間、別のものに変身してしまうのだ。 『花恋鳥のモノローグ』は不思議な作品である。著者には、イギリスの文化とか、社会につい て何か明確なメッセージを伝えようなどという意図はまったくないらしい。ところが、この作品からはえもいわれぬイギリス的薫りが漂ってくる。 本書で扱っているのは、著者を取り巻く、あるいはその人生にひとコマを通り過ぎた人びとである。それはイギリスらしさを体現したような特別な人物ではな く、著者が出会った普通の人たちの、さりげない人生のひとコマである。しかし、この人たちを包んでいるのは、紛れもなくイギリスである。イギリスの春、 夏、秋、冬、、、。イギリスの花、樹木、小鳥、、、。そしてイギリスの時間である。確実で、豊かで、時にけだるく、まだるっこいほどのんびりした時がこの 本を包んでいる・・・ 全文を読む 平成十七年三月 石原 孝哉 教授 *なお、ご購入時のお支払いは郵便振替にてお願いいたします。
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